命に寄り添う ジェネラリストをめざします
私たちは、全日本民医連綱領のもとに医療看護活動を実践しています。差別のない平等の看護実践に確信と誇りを持ち、主体的に行動できる看護師をめざしています。(「道南勤医協 看護部継続教育要綱より」)継続教育制度とともに各種委員会やケアチームによる院内学習会を多数企画し、看護の質向上に活かしています。また、院外での学会・研修会も積極的に位置づけています。
総合的な技術を身につけるため、2年目には札幌の北海道勤医協中央病院での4週間のスキルアップ研修、3年目はに地方診療所での5日間の地域研修を位置づけています。
研修報告会
排泄学習会
など
日本環境感染学会参加
病棟節分
クリスマスコンサート
病棟クリスマス会
北海道西南沖地震、阪神淡路大震災、東日本大震災後の被災地に多数の支援看護師を送り出してきました。
2011年3月12日
函館市内避難所訪問
東日本大震災震災支援第1陣
委員会名 | 活動内容 |
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看護師研修委員会 | 看護師教育を要綱に沿って企画運営する。学習会を企画運営する。 |
看護介護研究交流集会 実行委員会 | 年1回、法人内全事業所が研究を発表し、交流する。学習を企画運営する。 |
接遇委員会 | 接遇キャンペーンと学習研修会を企画する。啓蒙のためのニュースを発行する。 |
看護学生委員会 | 高校生看護師体験、看護学生の実習受け入れ。看護職復職支援セミナーの企画運営を行う。 |
看護記録委員会 | 記録ガイドラインの作成・見直しと、記録監査を行う。学習会を企画運営する。 |
ケアワーカー委員会 | 介護職員教育を要綱に沿って企画運営する。学習会を企画運営する。ケアチームの活動。 |
看護システム委員会 | 電子カルテの看護システムの運用を検討し、マニュアルの作成・見直しを行う。 |
ICT | セクションの安全感染について、日常的に点検し整備及び啓蒙活動を行う。 |
主任研修会
接遇学習会
吐物処理実習
カンファレンス
倫理委員会 | 自然なみとり 暴言暴力 臨床倫理4分割 胃ろうについて など |
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院所利用委員会 | 投書箱 院内ラウンド 患者さんの声 |
医療懇談会 | 地域での講演会 健康相談会 |
気になる患者さん訪問 | 独居の方・受診中断している方・退院後の生活の確認 |
健康まつり | ステージ企画 医療講演 出店 展示ポスター |
患者会活動 | いちょうの会(胃切後)ひまわり会(糖尿病) 労災患者会 |
気になる患者さん訪問
健康まつり
毎年、広島・長崎の原水爆禁止世界大会に代表を送り出しています。命の重みを感じ、平和の大切さを学んできます。
原水爆禁止世界大会
原水爆禁止世界大会壮行会
総看護師長 宝福優子
道南勤医協は1987年、道南地域の『働くものの医療機関』として、多くの人々の協力で設立されました。何よりも地域の人々の声を大切にし、医療は平等であるという理念のもと、「いつでも、どこでも、誰もが安心できる、よい医療と福祉」をスローガンに、医療福祉・看護介護活動を行ってきました。外来から入院、入院から在宅、在宅でのあらゆる生活ステージを通じて、「その人らしく」を基本として、患者さんの立場に立った継続した看護を実践してきました。「看護の継続」は看護部の理念でもあります。患者さんやご家族が「どうなりたいのか」を大切にし、様々な状況にある患者さんや、その方を取りまく方々の、病気だけではなく生活も含め、すべてを丸ごと受け止め、悩みながらも、なんとか解決したいと思う看護チームでありたいと思います。
日々の看護を通して、多くの出会いがあります。そして、出会った患者さん、ご家族、地域の方々に、看護師として人として育てていただいていると実感しています。
道南勤医協の看護部は、患者さんの「思い」から出発し、一緒に働く仲間たちと「育ち会い」、心地よいケアを「継続」していきたいと考えています。
地域包括ケア時代、看護師に求められる役割は大きいものと認識しています。患者さんの状態に応じて療養する場所が次々と変わっていく今、看護師の仕事である「療養の世話=心地よいケア」を次のケアチームに繋いでいかなければなりません。どんなにすばらしい看護師でも一人ではケアの継続はできません。患者さんやご家族、地域の方々、共に働く仲間と一緒に、「人」を総合的に見つめることのできる、質の高いジェネラルな看護チームをめざしていきます。