- 病床数
- 48床
- 在宅復帰率
- 80%以上
- 重症患者改善率
- 62.7% 2025年3月時点
回復期リハビリテーション病棟について
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患または大腿骨頚部骨折などの病気で医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へもどっていただくことを目的とした病棟です。



当院における回復期リハビリテーション病棟の特徴
1. 在宅生活を見据えたリハビリテーション
『再び歩くことを目指す』 『トイレで排泄ができる』 『調理動作ができる』 『病前の趣味を再開できる』等、機能回復や日常生活で必要な動作改善を図り在宅復帰や社会復帰を目的としています。
また、急性期終了後、集中的なリハビリテーションを行うことが効果的とされています。
そのため、当院では土日祝はもちろん、お盆や年末年始も無休で絶え間ないリハビリテーションを提供しています。
2. チーム医療の実践
リハビリテーション専門医2名配置し、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・介護福祉士・社会福祉士・管理栄養士・薬剤師・歯科衛生士などの専門職が共同でリハビリテーションを提供します。
患者さんやご家族に徹底的に寄り添い、病棟生活やリハビリテーション、退院支援を提供することを目標としています。
3. 患者さんに寄り添う医療の提供
病態だけではなく、社会的背景・精神面などのも考慮し『患者さん・家族に寄り添う医療』 『質の高いリハビリテーション医療・看護・介護の提供』を目標としています。
家屋訪問
退院後も生活を送る上で困らないように家屋の環境を調整し、段差や移動する動線、屋外の状況などを確認します。その調査を基に、段差の昇降や浴槽への出入りなど生活するためのリハビリ内容を検討します。
退院後に使える介護保険申請のお手伝いや各種サービスの調整など、在宅への復帰に向けてさまざまな取り組みをおこないます。
リハビリテーション場面の紹介

患者さん1人に対して1日平均2時間以上(最大3時間)のリハビリテーションと集団での立ち上がり訓練を実施しています。
また、病棟生活では出来るだけご自身で行っていただけるように対応しています。