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病院長 あいさつ

「いつでも、どこでも、誰もが安全で安心できる医療と福祉を」

函館稜北病院院長 木田 史朗 函館稜北病院は104床の小規模病院ではありますが、異なる機能を持つ2つの特色ある病棟を持っています。一つは回復期リハビリ病棟として、脳血管障害、大腿骨頸部骨折術後等の急性期を過ぎた患者さまを専門病院から引き継ぎ、きめの細かいリハビリを行って早期の社会復帰を目指しています。そのために2名のリハビリ専門医と多数のリハビリ技術職員を揃え、365日の切れ目のないリハビリ提供を行う体制をとっています。もう一つの病棟は急性期病棟として内科・整形外科医師が協力して一般的な疾患の入院検査・治療を行っています。こちらも市内の基幹病院と密に連携して患者さまに適切な医療を提供しています。どちらの病棟も経験豊富な医療ソーシャルワーカーが医療・福祉・介護全般について相談を行い、退院後の生活に向けての支援を行います。また、在宅療養支援病院として24時間体制の訪問診療・往診を行っています。

 私たちの基本理念は「いつでも、どこでも、誰もが安全で安心できる医療と福祉を」提供する事です。そのためにカルテ等の情報開示を行っています。またいわゆる「差額ベッド料金」は一切徴収せず、医療費負担が大変な方に対しては無料低額診療の制度も利用できます。

 近年は高齢の患者さまの入院が急増していますが、高齢の方は一つの病気が治癒・軽快しても多くの合併症を持っているため、専門病院での急性期の治療が終わってもすぐに自宅や施設に戻れない場合が多くあります。そのため当院のように亜急性~回復期に対するリハビリの継続、専門にこだわらない全身の管理、退院向けての調整を担う役割が必要となっています。そのような立場で私たちの病院は地域に無くてはならない病院としての役割がますます重要になってきていると感じています。

函館稜北病院院長 木田 史朗

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