函館市をはじめ、道南各市町村で「福祉灯油」の実施が決まりましたが、申請の手続きについては、高齢者にとってわかりにくいこともあり、友の会にも相談が寄せられています。
先日、函館市内に住む友の会員のAさん(86歳)からの電話相談を受け、舩木会長と早坂組組織課長が申請用紙一式を持ってAさん宅を訪問し、「福祉灯油」の申請手続きの説明と支援を行いました。
函館市の場合、申請用紙が置かれている市役所・支所、市が運営する施設、スーパーマーケット等に取りに行かなければなりません。歩行が困難なAさんにとって申請用紙を手に入れることは困難でした。舩木会長は、「記入例」を一緒に見ながら、記入していきます。助成金(5,000円)の支給には口座情報が必要ですが、申請用紙に記入した口座情報の確認できる通帳等のコピーの添付が必要です。何とか口座情報のコピーも用意し、ようやく申請準備が整い、宛名が印字された切手不要の封筒に申請用紙を入れ投函しました。
「本当に助かりました」「一人暮らしの私には、手続きが難しい」と、Aさんは、ほっとした表情で御礼を述べられました。
体の不自由な高齢者や障害のある方たちにとって「福祉灯油」の申請手続きは、かなり難しいと感じました。口座情報が確認できる通帳のコピーの添付を求められますが、コンビニ等にコピーを取りに行くのは大変手間のかかることです。
釧路市などでは、そもそも対象となる世帯に申請用紙一式が送付されています。函館市でも申請する人たちの負担を軽減する対策がもっととれなかったか、考えてしまいます。
「福祉灯油」の制度は道南各市町村で実施されます。冬期福祉給付金など、名称は様々です。制度の詳細は、各市町村にご確認いただき、申請手続きでお困りの方は、気軽に職員や友の会役員にご相談ください。
函館稜北病院 理学療法士 福原 学
皆さんは糖尿病がどのような病気か知っていますか?一般的には「血糖値が高くなる病気」というイメージがあるのではないでしょうか。これは半分正解で、正確には食事で取った栄養(糖分)を体の中に取り込めない病気です。糖分を取り込めなくなる原因は2つあります。1つは、糖分を取り込むためのホルモンであるインスリンの分泌が低下すること、もう1つはインスリンが分泌されていてもその効果が悪くなることです。高齢で発症する糖尿病は、加齢や遺伝的要因によるインスリンの分泌不足もありますが、食べ過ぎ・運動不足・肥満・ストレスによりインスリンの効果が悪くなることが特徴的です。
ではどうすればインスリンの効果が良くなるのでしょうか。その1つは運動療法です。どのような運動が良いかというと、今まで糖尿病の運動療法では有酸素運動が有効だとされていました。それに加えて高齢者の糖尿病が増えた現在では、筋力トレーニングとバランストレーニングが注目を浴びています。特に高齢者では加齢による筋力低下が生じており、それによって関節障害やバランスの低下、歩行能力の低下をきてしていることがあります。それらを解消するために非常に有効だとされており、また動きやすいからだ作りをすることで有酸素運動を行うことにもつながっていきます。
具体的な筋力トレーニング・バランストレーニングは図を参考にしてください。
注意点として、運動による関節の痛みがある方や、激しい運動等を医師に止められている方などは、医師に相談した上で無理のないよう運動を行っていきましょう。
1人分 159kcal
炭水化物:4.7g
(エリスリトールを除く)
食物繊維:3.2g
今回は栄養科・管理栄養士の中鉢桃子さんが紹介する「糖質控えめココアケーキ」です。
小麦粉の代わりにおから、砂糖の代わりにラカント顆粒(低エネルギー甘味料)を使いました。
花型で生地を焼くと、切り分けたときにハートの形に仕上がります。
今年のバレンタインはいつもよりも糖質を抑えたスイーツを作ってみませんか?