コロナ禍で経済的な困難を抱えた方が増えている中、『「医療」「介護」「治療費」等でお困りの方はご相談ください』と書かれた「いのちの相談所ポスター」の張り出しを町会や商店にお願いしています。
まちづくり月間(友の会拡大・強化月間)の中で、町内会館や行きつけの商店にポスターの張り出しをお願いし、掲示に協力してくれるところが増えています。
民医連道南ブロック友の会の舩木会長は、「友の会員宅を訪問し、会員拡大をお願いする時にこのポスターがあると会話がはずみます。ポスターに興味を示す会員も多く、協力してくれる方も増えています」「役員の中では、自分の行きつけのお店にポスターの掲示をお願いし、快く貼らせてもらったりもしています。連絡先には稜北病院やクリニックの連絡先も表示されており、病院の宣伝にもなると思います」と語っています。
リハビリテーション部 作業療法士 岩崎 祐介槻
「最近、物忘れがひどくなった。」「思い出せないことが多くなった。」「日付感覚がなくなった。」などといったことはありませんか?「年を取ったからだ。」などと安易にしていませんか?もしかしたら『軽度認知症』と呼ばれる状態かもしれません。
『軽度認知症』とは、認知症の一歩手前の状態で、MCI(Mild Cognitive Impairment)と呼ばれます。認知症における物忘れのような記憶障害が出るものの症状はまだ軽く、日常的な生活には大きな支障をきたしていない状態です。しかし、何もしないでいると5年以内に約40%が認知症へ移行すると言われています。
厚生労働省によると、65歳以上の高齢者で、認知症患者の数は約462万人、MCIをもつ高齢者は約400万人と報告されています(2012年時点)。これは、高齢者の4人に1人は認知症もしくは軽度認知障害ということになります。函館市では、11878人の認知症の方がいます(令和2年9月時点)。これは、函館市の65歳以上の高齢者の13.2%です。10年後にはさらに1割増えると推計されています。
軽度認知症は、必ず認知症へと移行するというわけではありません。日々の生活の中で、しっかりと予防策をとることで、いつまでも元気に過ごすことができます。
予防策としてあげられることは、
以上のことに気を付けえて生活をしていくことで、認知症になることを予防することができます。また健康な状態を維持するためにも必要なことです。
決して年のせいにしてあきらめたり、何もしないでいるのではなく、年をとってもいろいろなことができることを目指して、日々の生活を見直してみてください。
1人分 283kcal
カルシウム:213mg
ビタミンD:24.9μg
食塩相当量:1.6g
今回は栄養科・管理栄養士の中鉢桃子さんがこれから季節にぴったりの「鮭のカレーグラタン」を紹介します。
カレー粉を使うことで塩分を控えめにしました!
ビタミンDにはカルシウムの吸収率を上げる効果があります。
ビタミンDを多く含む鮭やまいたけと乳製品を組み合わせてカルシウムの吸収率を上げましょう!