今回新しく民医連道南ブロック友の会会長に就任することになりました舩木幸子です。
今回の総会は、「新型コロナウイルス」の影響で一堂に会する形では開催できませんでした。幹事会から提案された「2019年度活動のまとめと2020年度の活動方針」「役員の推薦」に対し、各友の会からご意見を寄せていただき承認されました。
2019年度は、健康づくり、居場所づくりなど各友の会が新たな試みをおこない運動を広げ、友の会活動の再開や、サークル活動が増えるなどしました。「まちづくり月間」では、すべての目標を達成することができました。今年になって世界的に広まった「新型コロナウイルス」感染拡大により、今年2月以降各友の会では、「外出制限」や「自粛」などの制約を受け活動が出来ず歯がゆい思いをされていると思います。
各友の会では、感染予防に注意し、「3密」を避け、出来る事を模索しています。
民医連道南ブロックでは、この間、大量の不織布の寄附により、多くの会員が「手づくりマスク」の製作に協力頂いたり、「布マスク」や「防護服」を寄贈してくださり、道南勤医協の医療活動を支える力となりました。
今「新型コロナウイルス」が怖い、「病院に行くと感染するかも」などと病院受診をためらっている方もおります。道南勤医協では、感染対策委員会が中心になり感染予防対策に力をいれて取り組んでいます。安心して受診していただきたいと思います。
函館市をはじめ各自治体では、特定健診がはじまり、友の会無料大腸がん検診も開始になりました。友の会員が道南勤医協で特定健診を受けると、レントゲンと心電図が無料で受けられます。「早期発見」「早期治療」を心がけ、ぜひ健診を受けましょう。
また、「健康チャレンジ」にも、ぜひ参加いただきたいと思います。
「1日も早いコロナ収束を!」が多くの人たちの願いです。「こんな時だからこそ『友の会の出番』」と言われるような運動をつくっていきたいと思います。
ご一緒に頑張りましょう。
函館稜北病院 検査科 武井 啓二
前立腺とは男性特有の臓器で膀胱の出口にあって、尿道のまわりをぐるりと取り囲んでいるクルミのような大きさ形をしている臓器で、精液の一部をつくる働きをしています。
前立腺がんは、がんの中でも増加傾向が高く、50歳代から患者数が増え始め70代男性では最も多いがんとなっています。
2013年以降毎年1.1万人以上の方が前立腺がんで亡くなられています。
以前は、前立腺がんは初期では尿道や膀胱を圧迫することがないため、ほとんど症状があらわれず、早期に発見することが難しい病気と言われてきましたが、現在では「PSA検査」という簡単な血液検査で発見できるようになっており、早期発見・適切治療が可能となっています。
PSAとは英語のprostate specific antigen=前立腺特異抗原の略で主として前立腺から精液中に分泌されるタンパク質の一種です。
前立腺に異常があると血液中に大量に放出され、前立腺がんの腫瘍マーカー(がんの発現に関連を持つと考えられている生体内タンパク質)として重要な働きをし、また治療経過観察や再発を見つける上でも有効な検査です。前立腺肥大症や前立腺炎の時も増加しますので高値の場合は精密検査が必要となります。
50歳になったら、定期的に「PSA検査」を受けられることをおすすめします。
(今回は栄養科・奥寺知未管理栄養士が作成したレシピです。)
(1人分 239kcal)
白滝は食物繊維が豊富で低カロリーの食材です。
パスタの代わりに白滝を使うことで簡単にカロリーオフすることができます。
またカルシウムも豊富に含まれます。
食物繊維は血糖の上昇を抑え、便秘の解消にも役立ちます。