柏倉秋子さん
柏倉秋子さん(67歳)は、知人のすすめで友の会会員になり、稜北病院の案内ボランティアをしています。会社勤めをしていた頃にも健康診断は受けていましたが異常を指摘されたことはありませんでした。昨年3月に友の会の「無料大腸がん検診」を受診。陽性の結果がでたため、紹介された市内の総合病院で大腸ポリープを5個とりました。担当医の話では、「このままにしていたら、大腸がんになっていたかもしれない」と言われ驚きました。柏倉さんは、「大腸がん検診を受けて良かったです」「みなさんにも『友の会の無料大腸がん検診』を受けてほしい」と、自身の体験からをすすめています。
友の会事務局・柴田沙奈恵さんの体験記
昨年まで、他の病院で特定検健診受けていましたが、友の会事務局の仕事をするようになり、先日稜北クリニックで特定健診を受けてみました。待ち時間が心配でしたが、中尾事務長に、「特定健診を受けるなら午後の外来がいいですよ」と言われ、受診してみました。
午前中は、外来が混んでいて待ち時間が心配でしたが、午後外来は混んでおらず、受付して1時間もかからないで終えることができました。
今後、インフルエンザの流行がはじまると外来が混雑したり、雪が降りだすと通院が大変になります。そういう意味では、今が特定健診を受けるにはおすすめです。
胸部レントゲン検査がきっかけで肺がんが見つかった友の会員も
友の会員の方は特定健診の検査項目に加え、胸部レントゲンと心電図の検査も無料で受けられます。受診された会員の中には、レントゲン検査で異常が見つかり、CT検査で肺がんが疑われ、市内の総合病院で肺がんの手術を受け、現在は元気に生活されている方もいます。年に1回は稜北クリニックまたは江差診療所、八雲ユーラップ医院で特定健診の受診をおすすめします。
管理栄養士 伊藤 眞由美
「最近痩せてきた(半年で2~3㎏)」「横断歩道が渡りきれない」「身長が低くなった」など心当たりはありませんか?
人生100年時代、若い頃はメタボの予防・対策で、腹8分目と言われていた方も年齢と共に、フレイル・サルコペニア予防で「しっかり食べる」事への切り替えが必要になります(個人差あり)。
☆主な働き:①体を動かすエネルギー②筋肉や骨・内臓を作る
食欲が低下してきた方は、野菜から食べると満腹になってしまいます。
1食1品を心がけましょう(昼食も忘れずに)。
☆主な働き:①筋肉や骨に必要な栄養素(ミネラル)の運搬係
年齢と共に合成する能力が低下しますが、日光にあたると皮膚でも作られます。
☆主な働き:①骨の形成や維持に欠かせません
食事中のカルシウムが不足すると、骨から不足分が補われます…
「フレイル」の段階は回復可能といわれています。食事と運動(日光にあたり仲間とおしゃべりしながら、加重をかけると効率的)を基本とし、必要時にお薬を組み合わせて骨(身体という構造物を支える柱の様な役割とカルシウムの貯蔵庫)と筋肉を丈夫にしたいものです。
(鍛治友の会の「お料理教室」でつくったレシピです)
(1人分 363kcal)