今金町は現在人口約5400人、少子高齢化が急速に進み老夫婦だけの世帯が増加している農業の町です。その中で八雲ユーラップ医院建設にもかかわり、誕生し約30年以上地域で頑張りやり甲斐を持ち友の会活動をしているのが今金友の会です。
今日は月に1度の勤医協だよりの宅配準備折り込み作業日です。普段は午後6時半から約1時間行っていますが、この日は特別に日中に行い、長浜稔会長はじめ8人の役員さんが集まり約150枚の手配り分を手際よく折ります。幅政一さんは、作業は30年以上もやっているからみんな大ベテラン。1時間で終わり、その後は、皆で交流会するのが楽しくてやっていますからと話してくれました。長浜昭子さんは、10件程度の宅配ですが、地域が広いので歩いて配ると1時間以上はかかります。日中は留守宅も多いので夕方に配り、必ず友の会員さんと会って世間話をし様子を確認していましたが、実は、私が宅配に来ないと入院でもしていたのかい?と逆に心配をして待っていてくれたのが、宅配のやり甲斐だと話してくれました。
9月から始まる「まちづくり月間」ですが、事務局長の幅春子さんはじめ皆さんは、今金町は、若い人も少なく町内に勤医協の診療所もなく、なじみが薄い地域ですので友の会員を増やすのは大変ですが、最近は宅配途中に挨拶をしてくれる小学生のお母さんともつながりが徐々にできていることや、この借りている場所で色々な団体の方々が集まり、月4回行っているカラオケなどが、今後の会員を増やすことにも期待がもてるのではと話をしてくれました。
最後に、皆さんは、「勤医協だより」と「いつでも元気誌」宅配のやり甲斐は、「勤医協だより」を待っていてくれる友の会員がいるということ、「いつでも元気誌」の配達には幅春子さんが必ず、一言メッセージを添える心遣いをしていることが読者の心に響いているのではないかと思うと自分たちも励まされること、なにより、この場所が、みんなが気楽に集まれる場所であるのが一番、大変でもこの安心できる場所が心のささえになり、がんばれる源だと話をしてくれました。
臨床検査技師(日本超音波医学会認定超音波検査士) 木村 弘充
超音波(エコー)検査という言葉を聞いたり、実際に受けられたりしたことはありますか?
超音波(エコー)検査とは、体の表面から超音波を当てて、体内の組織にぶつかってはね返ってきた音(エコー・こだま)を画像にした検査です。通称エコー検査ともいいます。
超音波とは音の一種であり、通常、耳で聞こえる音より高い周波数の音のことをいいます。
超音波検査では、腹部・頸動脈・甲状腺・心臓などを調べることができます。
主に肝臓、腎臓、膵臓、胆嚢、膀胱、前立腺、子宮、腹部大動脈などを検査し、脂肪肝や胆石、胆嚢ポリープ、腎結石、良性腫瘤や悪性腫瘤(ガン)、動脈瘤など、様々な疾患を発見することができます。
視覚的に動脈硬化の診断ができます。動脈硬化を起こすと、血管壁が厚くなったり、硬くなったりします。さらに進行すると、血管がつまってしまいます。
そのような血管の状態を直接観察できます。
甲状腺の大きさや良性腫瘤や悪性腫瘤(ガン)などないか調べます。
大きさ、筋肉の動き、弁の状態、心筋梗塞や心肥大、弁膜症や先天性疾患の有無、心不全の程度などがわかります。
検査する部位にプローブ(超音波発信機)をあてて行います。特に痛みはありません。
検査時間は部位によって違いますが、15分から30分ほどです。
このように、超音波検査は、体のなかのたくさんの情報を得ることができ、音の反射を利用しているため身体への負担も少ない安心してうけることができる検査です。
(鍛治友の会の「お料理教室」でつくったレシピです)
(1人分 532kcal)