毎年、友の会の取り組みとして「大腸がん無料検診を受けましょう」と40歳以上の友の会員さんへ検診(便潜血検査)キットを無料で配布し「3月31日まで実施して」おります。現在、受けられた友の会員さんは1月末現在2311名です。
まだ受けていない友の会員の皆さんは「昨年受けているから、今年は受けなくても」と思っていませんか?
今、日本では、がんで亡くなる方が増えています。中でも大腸がんで亡くなる方が年々増加しています。大腸がんによる死亡数は男性で肺がん、胃がんに次いで第3位ですが、女性では肺がんや乳がんを抜いて第1位になっています。大腸がんは比較的治りやすいがんですが、自覚症状もほとんどなく早期発見をすることが重要です。この大腸がん検診は、最も簡単で負担の少ない検査です。是非多くの友の会員の皆さんへ受けていただきたいです。自宅にまだ、送付された「大腸がん検診キット」が残っていましたら、手軽にできますので検診をお受けください。また、来院せずに検診キットは同封の指定封筒へ入れ投函することもできます。
毎年検診を受けています。一昨年は検査結果が陽性でしたので先生と相談し稜北病院で大腸のバリウム検査をうけましたが、思っていたほど苦痛はありませんでした。結果は異常なく一安心でした。やっぱりは早めに精密検査を受けることが大事だと感じました。なにより無料なのがありがたいです。
毎年、友の会大腸がん無料検診を受けるようにしています。検査は手軽にできるのがいいです。また、近所の友の会員さんはもちろん、懇談会や新春交流会等どこでも検査を受けるよう勧めています。やっぱり毎年受けるのが安心ですね。
理学療法士 加藤浩二
一般的に8割の人が生涯に一度は腰痛を経験します。ぎっくり腰になっても半数の人が2週間以内に改善し、9割の人は3~4か月以内に改善します。腰痛が改善しない人は慢性腰痛へ移行します。
腰痛は大きく分けて2種類に分類されます。
→確定診断可能な腰痛(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折等)
→原因が特定しきれない腰痛(腰痛の約85%は非特異的腰痛に分類されます)
抵抗運動とウォーキングなどの有酸素運動が関節軟骨・靭帯・腱に対して有益な効果をもたらし、逆に寝てばかりいると筋骨格系に対して悪影響を及ぼすことが報告されています。これらの結果から動かず、身体の機能が低下することは、腰痛発症の重要な危険因子であるといわれています。
他にも不良姿勢、肥満、喫煙、睡眠不足等もあげられます。
普段の姿勢・動作時に猫背の姿勢を避けることが大事です。猫背の姿勢になるとハムストリングス(太ももの後ろの筋肉)が短縮してしまいます。また、姿勢を保持する上で重要な多裂筋が萎縮してしまいより猫背が助長されてしまいます。
背中を丸めると椎間板内圧が高まり腰痛のリスクが高まります。
そこでハムストリングスのストレッチと多裂筋トレーニングを紹介させていただきます。
(鍛治友の会の「お料理教室」でつくったレシピです)
(1人分 277kcal)