千代台町会で毎月開催している「元気deサロンin千代台」月1回ですが当院のリハビリ技士が介護予防教室を担当し地域の健康づくりのお手伝いをしています。
千代台町会では毎月第1・3・4火曜日に地域で住民の健康づくりの為、「元気deサロンin千代台」を開催しバランス体操、ウォーキング、介護予防教室を行っています。
平成23年に、中島町会館で健康教室を開催したのが始まりでした。年々人数が増え会場が手狭になったため平成26年4月千代台町会館に場所を移動。しかし、都合により継続することが困難になりました。町内の方々の健康づくりを考え、なんとか継続させたいとの思いで、友の会員で町会副会長の菊池國雄さんは町内に住む友の会役員さんへ相談し、稜北病院に依頼がありました。それを受け町会と連携し、住民の健康づくりに協力しようと思い、平成28年5月から月1回の介護予防教室を担当することになりました。
現在は1回の平均参加者18名、平均年齢75歳ですがこの健康教室を楽しみにして15分位かけ町内会館に徒歩で集まります。この介護予防教室への参加者は健康には大変関心があり、講演を聞き運動も熱心におこない健康づくりを頑張っています。
参加者からは「リハビリ技士が来てくれ、続けることができ助かりました」「リハビリ技士から病気の話と予防の運動の両方でき助かります」「講師へ気軽に質問ができます」「講義的ではなく親しみやすく聞けます」等沢山の声が寄せられ、大変好評です。
教室終了後には、恒例のお茶を飲みながら楽しく懇談し、次回の要望や質問を聞き大変喜ばれています。また、他の町会の役員の方が見学に来る等ますます健康づくりへ関心が高まっており、町会開催のこの教室への期待がされています。
町会副会長の菊池國雄さんは「現在では講師と参加者には強い信頼関係ができ大変助かっています。また町会住民にはますます元気になってもらいたいと」話されていました。
放射線科科長 工藤 浩
がん死亡原因の第一位は肺癌です、近年増えてきていますが、まず原因にあげられるのは喫煙でしょう。
ただ喫煙率が下がっているのになぜ増加傾向にあるのでしょうか、それはタバコを吸い始めて30年~40年くらい経過して、肺癌にかかるリスクが上昇するからなのです。
昭和40年代、男性の喫煙率は80パーセントを超えていました、徐々に蓄えられた有害成分のせいで発症してしまうのです。
風邪に似ており咳や痰がありますが、初期段階では無症状か軽い症状のため、病院を受診しない方が多いです。
きく分けて次の4つに分類されます、小細胞がん、大細胞がん、腺がん、扁平上皮癌、中でも小細胞がんは進行の早いことで知られています。
肺の入り口付近や末梢にできるもの、それぞれ特徴があります。
健康診断でも知られている検査で胸部レントゲンが有効です。
異常な影があると、更に詳しい胸部CT検査が行われます、当院ではマルチスライス16列CTで撮影しており非常にきれいな画像を提供しています(写真1参照)。
痰を採取しての喀痰細胞診や血液からの腫瘍マーカー検査も行われます。
胸部CTによって早期の肺がんが発見されるようになり、手術成績が向上しています。又、がんの中でも治りにくい事で知られていますが、抗がん剤治療では近年有効な薬剤があり、放射線治療と手術の組み合わせでは今後、治療成績に期待が持てます。
(鍛治友の会の「お料理教室」でつくったレシピです)
(1人分 390kcal)
1.材料を準備する
2.炒める
3.煮る