函館市と函館社会保障推進協議会の懇談 ? 市役所会議室で
昨年4月から介護保険制度が改定され、特別養護老人ホームへの入所は原則要介護3以上、8月からは一定以上の所得者には利用料2割負担、要支援の訪問介護・通所介護を地域生活支援事業へ移行することになります。
4月22日、函館市と函館社会保障推進協議会との「介護保険制度についての懇談」が市役所会議室でおこなわれました。
函館市からは保健福祉部高齢福祉課長、主査2名、担当者1名の計4名が出席し、函館社会保障推進協議会からは加盟団体より14名が参加しました。
加盟団体のひとつ民医連道南ブロックからは友の会事務局長、稜北病院事務2名、ヘルパーステーションらいふ管理者1名が参加しました。
懇談は約1時間半にわたり行われ、あらかじめ申し入れをした函館市の介護予防・日常生活支援総合事業実施方針にかかわる
の5項目について質疑応答をおこないました。
ヘルパー管理者からはどのようなサービスがされるか、サービス継続の観点から質問がありました。友の会事務局長からは地域で閉じこもりを防ぎ介護予防活動にもつながる「居場所づくり」で使用する町会館等の利用料の値上、他に使用ができる場所の提供を要望しました。
今回、函館市の実務担当者から新総合事業のうち、通所型サービスは函館市では住民型のB型は実施する環境にはないとして独自基準型通所型サービス(基準緩和型)A型を実施。単価など内容は今年度上半期で下半期に周知を図っていくスケジュールであることが示されました。更に2017年4月からの総合事業の実施にむけ介護予防・生活支援サービス事業の中で現行サービス水準を下回らないよう訪問介護と通所サービスの検討をしていると説明がありました。
今後、政府が検討している軽介護者の訪問介護(生活援助)サービスの介護保険外しや65歳から74歳の利用者2割負担導入などの制度改悪についても友の会や地域の皆さんと一緒に内容について学習し制度改善の運動につなげていきます。
検査科 木村 弘充
心臓超音波検査(心エコー)とは、人の耳の聞こえないほどの高い周波数を心臓に発信し、跳ね返ってくる反射波(エコー)を受診して、心臓の様子を画像に映し出して診断する検査です。
超音波は、被爆の心配がありませんので、妊婦でも安心して受けることができます。
心臓の形の異常を発見したり、心臓の動きを見ることができます。
特に、心臓は拍動していますが、その動いている状態をそのまま観察できるとても有用な検査です。現在、循環器疾患の診断には欠かせない検査です。
心室や心房の大きさや壁の厚さ、壁の動きなどから、心肥大、心拡大、心筋梗塞とその範囲などが診断されます。弁の形や動きから、心臓弁膜症とその程度を判定します。カラードップラー法では、弁膜症によってどの程度逆流が起こっているのかや、心房中隔欠損症のような先天性の心臓病の診断に役立ちます。
たとえば、
なんとなくドキドキする
最近、足がむくんできた
健康診断で心電図異常といわれた
健康診断で心雑音があるといわれた
という方の心臓に異常があるかどうかを調べることができます。
一般的な心臓超音波検査は、胸部に、プローブ(超音波発信機)をあてて行います。痛みは全くありません。検査時間は20~30分ほどです。
心臓弁膜症
僧帽弁狭窄症、大動脈弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁閉鎖不全症など
心筋症
拡張型心筋症、肥大型心筋症など
虚血性心疾患
心筋梗塞、心筋梗塞合併症など
先天性心疾患
心房中隔欠損症、心室中隔欠損症など
もしも…
動悸、息切れ、むくみなどありましたら、心エコー検査をおすすめします。
心臓エコー画像写真
心臓エコー検査の様子
(鍛治友の会の「お料理教室」でつくったレシピです)
(1人分 405kcal)
1.具を準備する
2.麺を焼く
3.あんを作る
以上で 「えびあんかけの焼きそば」の完成です。