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道南勤医協だより 432号

トピックス

原水禁世界大会、NPT再検討会議ニューヨーク行動へ代表派遣
ニューヨークで開催(4月24日~)

 今年は広島・長崎の被爆から75年。4月24日から原水爆禁止世界大会がニューヨークで初めて開かれます。被爆者を先頭に、日本と世界の反核・平和運動は、マンハッタンでの最大のアピールとしてパレードをし、共同で署名を提出します。この大会期間中、国連でNPT(核拡散防止条約)再検討会議が開かれます。
 この大会に函館から稜北クリニックの畑中恒人医師、本間勝美さん(日本共産党)、鈴木 亙さん(建交労)の3名が参加します。「ヒバクシャ国際署名」を集め、みなさんの核兵器廃絶のへの願いを一緒に届けましょう。署名へのご協力をお願いします。

この5年間、核兵器廃絶の最前線に

(畑中医師に今回参加するにあたっての思いをうかがいました)
 5年前のNPT再検討会議に参加して以降、「核兵器廃絶運動の最前線」に足を運び、日本と世界の反核平和の活動家と行動を共にしながら学習し運動してきました。
 2015年のニューヨーク行動に引き続き、2017年IPPNW(核戦争阻止国際医師会議)世界大会(英国・ヨーク)、2018年IPPNW北アジア支部会議(モンゴル・ウランバートル)、2019年3・1ビキニデー(静岡)、2019年日本平和大会(沖縄)に参加したのです。

歴史的な核兵器禁止条約の採択

 1970年に発足したNPTは、その第6条に「核保有国は.核兵器廃絶のために努力する」とうたっており、非核保有国はそれを根拠にして、2010年のNPT再検討会議で「『核兵器禁止条約』を締結するための交渉をすすめる」との声明を引き出すのに成功したのでした。
 核保有国の「核を保有できる」という根拠になっているのが「核抑止論」です。それでは核兵器が存在する限り人類と地球の破滅の危険はなくならないとして、非同盟諸国や被爆者・NGO・市民社会は、2013年に始まる3回にわたる「核兵器の人道的影響に関する国際会議」などにより核兵器の非人道性を訴え続けました。その努力が実ってついに、2016年12月に国連は核兵器禁止条約の交渉開始を決議し、その決議後わずか7か月間の討議により歴史的な核兵器禁止条約の採択がなされたのでした。

核兵器廃絶へ新たな確信と展望

 2020年NPT再検討会議とそれに向けたニューヨーク行動は、核兵器禁止条約の発効を目前にして、確信に満ちた展望を語り合う場になることは間違いないでしょう。若者たちが地球規模で闘いを広げている気候変動への緊急行動とも連帯しながら、「核兵器廃絶と気候変動阻止に勝る後世へ残す遺産はない」と片言の英語でアメリカ市民に訴えてきたいと思います。

 

健康あらかると

総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業)ってご存じですか?

NPOりょうほく 居宅介護支援事業所らいふ ケアマネジャー 朝野久美子

NPOりょうほく
居宅介護支援事業所らいふ
ケアマネジャー 朝野久美子



 平成28年度から函館市の総合事業が開始しました。今まではヘルパーやデイサービスは介護認定申請をして結果が出ないと利用できませんでしたが、総合事業はチェックリストに該当すると利用できるシステムです。【注:ヘルパー・デイサービスのみ】

(1) 総合事業のサービスを利用するには

  • 65歳以上ですか?
  • 介護認定は希望していませんか?
  • ヘルパーやデイサービス以外のサービスを希望していませんか?
  • 物忘れによる生活に支障はありませんか?

※上記の項目に当てはまる方は介護認定の申請をしてください

(2) チェックリストを実施

  • 本人が市役所へ出向くか包括支援センターの職員や居宅のケアマネが自宅に訪問します。
  • 25項目のチェックリストを行います。【5分程度の質問】
  • 項目に該当すると【事業対象者】となります

(3) 計画作成【ケアプラン】

  • 担当ケアマネがケアプランを作成し本人の同意を得てサービス開始となります。

函館市のホームページに詳細が載っています。
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2017051600095/

 

 今までは介護認定が出るまでに時間がかかったり、どのくらいの認定が出るかでサービスの内容が決めれなかったりしましたが、ヘルパーとデイサービスだけの利用であれば時間短縮ですしサービスも明確なので負担は減りました。
 身の回りの方で最近買い物が大変になってきたとか、デイサービスに行ってみたいなとか話されている方がいたらぜひご連絡ください。
 NPO法人りょうほくの居宅介護支援事業所らいふにはケアマネジャーがいます。今回紹介した【総合事業】以外でも介護サービスの事などいつでもご相談してください。

 

料理教室 お料理レシピ

(74)ねぎとキャベツの炒めギョーザ

(鍛治友の会の「お料理教室」でつくったレシピです)
(1コ分 35kcal)

ねぎとキャベツの炒めギョーザ
材料 20~24コ分
ギョーザの皮
1袋(20~24枚)
ねぎ(青い部分)
4本分(100g)
キャベツの外葉と芯
100g
ラーユ
適宜
●サラダ油・小麦粉・ごま油・酢・しょうゆ
<A>
豚ひき肉
100g
にんにく
小さじ1(すりおろす)
しょうが
小さじ1(皮ごとすりおろす)
しょうゆ
小さじ1
オイスターソース
小さじ1
こしょう
少々

作り方

  1. (1) ねぎはよく洗い、薄い小口切りにする。キャベツは外葉は軸ごと粗みじん切りにし、芯はみじん切りにする。
  2. (2) フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、(1) をしんなりするまで5分間炒め、ボウルに取り出して冷ます。
  3. (3) (2) に〈A〉を加え、粘りが出るまで練り、ギョーザの皮の端に水をつけ、あんを等分にのせて包んでとじ、薄く小麦粉をふったバットに並べ、底面を押しつけて形を整える。
  4. (4) フライパンにサラダ油少々を入れ、ギョーザを並べ、水カップ1/2を注ぎ、ふたをして強火にかける。パチパチと音がしてきたらふたを取り、水分をとばす。
  5. (5) フライパンを揺すってギョーザがはがれるようになったら、ごま油大さじ1/2を回し入れ、中火で底面がきつね色になるまで焼く。
  6. (6) 好みで酢、しょうゆ、ラーユをつけて食べる。
  7. (7) 付け合わせに、キャベツの千切り、ミニトマト、ブロッコリーをつける。

道南勤医協だより

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